磯野カツオという男。

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北九州市小倉北区のブラジリアン柔術道場Bohemiansです。

 

今日はADCC九州大会でした!
ボヘミアンズからは磯野カツオがエントリー。
結果は階級別敗退も無差別で階級別の相手にリベンジを果たし、その後勝ちあがって3位入賞しました!

 

実はカツオはボヘミアンズとして試合に出るのはこれが最後でした。
4月からは就職のため、勤務地で新生活を始めることとなります。

 

カツオのことを良く知らない方のために少し紹介を…

 

コイツは本当にヤバイやつです。
いや、いい意味で…

 

カツオを語るには、3年前の事故の話は欠かせません。
3年前に事故により下半身が全く動かない状態にまでなり、即手術を受けましたが、病院の先生からは一生車椅子と言われ絶望的な状況に追い込まれました。
ベットに横たわったカツオは下半身の感覚が全くなく、足を触られても気づかないほどです。

 

その後、決死のリハビリによりなんとか歩けるようになり、1年後には練習に復帰することもできました。

 

あの状態からここまで回復するとは、恐ろしく精神力の強いやつです。
本当にひどい状態でしたから…

 

現在でも麻痺は継続しており、足を蹴られても痛覚を感じず、その代わり電気が走ってしびれるんだとか…
ジャンプが出来るようになったのが昨年の夏頃、現在でもつま先立ちのベースが取れません。
これは高身長の軽量級にとってはとても不利なことです。
トレアナなどでも十分なプレッシャーをかけることが難しいのです。
ガードポジションにおいても後遺症で足がつりやすく、100%のプレッシャーをかけることが出来ないため、様々な工夫が必要でした。

 

そんな中、安全面とテクニックを重視するボヘミアンズに合流することとなりました。

 

合流後も、そういったハンデを持ちながらもアジア、ワールドプロ予選とビッグ大会に挑戦し続け、いずれもポイント差で惜敗しています。

 

本人も事故が無ければと何度も思い悩んだことと思います。
その辛さは想像もつきませんね。
そこを感じさせないところが、また凄いところであると思います。

 

本人ががんばれば、がんばるほど、はたから見る分には何の問題もないように見えるところが、こういった症状の難しいところですね。
色々と考えさせられます…

 

今日の試合は軽量級でありながら、しかもハンデがある中で無差別3位は凄いことと思います。
準決勝も僅差でしたし、ハンデを克服し、完全優勝できるところまできている証拠だと思います。
3年前の状態から考えると、本当に感慨深いです。

 

しかし、コイツから出る言葉は「しょっぱい試合でした…」のみ。
勝っても、優勝しても、満足したっていう言葉は1度も聞いたことがありません(笑)

 

このタフさは新社会人となった後でも、きっと役に立つことと思います。

 

ボヘミアンズ最後の試合、入賞おめでとう!
練習は火曜日がラストとなります!
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※磯野カツオは本名ではありません。

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