fbpx

ブラジリアン柔術の帯制度-白帯1本ライン

IMG_8068.JPG
北九州市小倉北区のブラジリアン柔術道場ボヘミアンズです。

 

ブラジリアン柔術の帯制度は、帯色だけではなく、各帯のライン(級)によっても5段階に分かれています。
ボヘミアンズでは、1本ラインから試合に出場可能としており、白帯ライン0本から白帯1本ラインへ上がる際にミニテストを行っています。
ミニテストでは、体の使い方、ルール、テクニック、ディフェンスの一通りをチェックします。
もし、ミニテストに落ちてしまっても日にちを変えれば、何度でも受けることが出来ます。

 

1本ラインから試合に出場可能ということは、裏を返すと「試合に出たければ、1本ラインを取らなければならない」とも言い換えることができます。
ですので、ミニテストは試合に出れるレベルか?という視点で実施されます。
1番見るのは安全性です。
自分も怪我をしないし、相手にも怪我をさせないということを重視しています。
危ない動きをしていないか?反則を誤って犯したりしないか?
そういったことをチェックしていきます。

 

加えて、柔術のスイープ、極め、パスガード、エスケープなど1通りの動きができるかどうかです。
1本ラインの基準は試合に勝てるかどうかではなく、試合が成り立つかどうかにあります。

 

テストを受けてみると、すでに習ったテクニックでも、出来たつもりになっていたものもあると思います。
このように、自分の無意識の部分を再認識することができます。
また、受験者本人、指導者、そして周りの仲間が、どこが良くて、どこが出来ていないのか?という認識を共有することが出来ます。
そうすることで、周りもサポートがしやすくなりますし、本人も何をすれば良いかが明確になります。
このように、ブラジリアン柔術は個人競技ですが、チームとしての側面もあります。

 

実をいうと、テストの狙いは単なる1本ラインへの関門ではなく、テストを通して柔術の基本的なことを覚えていってもらうということにあります。
ミニテストをたくさん受けて、色々なことを覚えていきましょう^^