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丹羽兄弟柔術セミナー〜世界最先端柔術セミナー〜

こんにちは!エバシです。今をときめく「丹羽兄弟」をご存じでしょうか?丹羽兄弟は兄弟で柔術アスリートで現在、世界で最もレベルの高いカリフォルニア州のAOJで柔術留学中なんです。
兄怜音選手は今年世界選手権で茶帯2位に、弟飛龍選手はパンアメリカン(アメリカ大陸選手権)茶帯ルースター級を制しています。日本で最も注目を集める柔術兄弟といっても過言ではありません。
現在怜音選手は22歳、飛龍選手は21歳とこれから世界で活躍する選手です。

 

AOJ(ART OF JIU JITSU)アカデミーとは
ギリャルメ・メンデスとハファエル・メンデスのメンデス兄弟のアカデミー。
兄ギィは4度の黒帯世界チャンピオン、弟ハファは6度の黒帯世界チャンピオン。兄弟で国際ブラジリアン柔術連盟に殿堂入りを果たしている伝説的な兄弟です。

そんな丹羽兄弟と今回会うのが私も初めて。色々と知りたくなってインタビューしました。

海外武者修行中とのことですが、今回セミナーツアーをやろうと思った理由はなんですか?
– 今回1年ぶりの帰国なので、この一年間で学んできた世界トップクラスの技術を日本でも発信できたらと思い、セミナーツアーを計画しました。それと、セミナーでは自分たちのテクニックを言語化して説明することで自分たち自身もそのテクニックについてより深い理解を得ることができます。自分たちにとって非常に貴重な経験になると思い、セミナーツアーを開催することにしました。

 

AOJの道場を選んだ理由は?
– 僕たちがまだ7歳と8歳の時に、ヒクソンカップでのメンデス兄弟の試合を見たのがきっかけです。子供の自分たちにもレベルの違いが分かりました。それから、メンデス兄弟が来日した際には、試合を見に行ったり、セミナーに参加したりして、小さい時からずっと彼らに“憧れ”を持っていたので、AOJに入りました。

 

AOJではどんな練習をしていますか?
– 基本的には朝に3つのクラスに参加していました。2つのファンダメンタルクラスとコンペティションクラスです。午後も練習する場合は1時間のドリルをして、その後ノーギクラスに参加したりしていました。

 

有名な選手だと誰とスパーリングをしている?
– タイナン、ジョナタ、コールたちと毎日練習しています。ムンジアル前にはタリソンとも練習していました。

 

世界選手権準優勝おめでとうございます。どんなことを練習してきて、どんなことが上手くいきましたか?
– ムンジアル前は、引き込みとダブルガードでの攻防を集中的に練習していました。ムンジアル決勝では、相手より早く引き込むことができ、2ポイントを先取することができました。

 

決勝の相手は誰でしたか?敗因はありますか?
– 決勝の相手は、ロイドアーヴィンのベテランの選手でした。敗因は、後半攻めのペースが落ちてしまったことです。

 

海外修行する前と後で柔術のスタイルはどのように変わりましたか?得意技は変わりましたか?
– 毎日ギィ・メンデスとタイナンに教わっているので、プレッシャーパスが上達しました。ニースライド、レッグドラッグ、レッグウィーブ、レッグトラップなどが上手く使えるようになりました。

 

今回のセミナーではどんな事を教えてもらえますか?
– そのAOJで一番上達したプレッシャーパスをやる予定です。

 

初心者でもついていけますか?
– 大まかな身体の動きに関しては初心者の方でもできるようなテクニックになっています。ただ、細かい身体の使い方やテクニックの理解が難しい部分も出てくると思います。セミナー中は、いつでも質問してくだされば個別で対応するので安心してください。

 

ルースター級の減量はきつかったですか?
– 約5ヶ月かけて落としたのできつかったです。

 

どうやって落としましたか?
– プロの減量コーチについてもらって、減量とトレーニングを見てもらっていました。

 

減量したのはなぜですか?
– 去年のムンジアルではライトフェザー級で3位でした。今年のムンジアルでは絶対に優勝したいと思い、もう一つ階級を落とすことにしました。

 

筋トレしてますか?
– 筋肥大を目的としたトレーニングはしていないです。瞬発力、バランス、筋力向上のトレーニングや身体の使い方のトレーニングをしています。

 

海外で勝つためにステロイドはやってますか?
– やっていません。

 

武者修行中に力が強くなったという実感はありますか?
– 実感はあります。プロのコーチのトレーニングの成果だと思います。さらに毎日実力の近い選手と試合のようにMAXの力を使ってスパーリングする練習もしていたので、フィジカル面でも成長できたと思います。

 

もし実感がある場合は力が強くなったことで使う技が変わったりしましたか?
– テクニックは変わらないです。力が強くなっても、力に頼ることはないです。一番速く上達するためには、テクニックを磨くことが一番だと思っています。

 

今後の何か目標はありますか?
– 日本人男子初の黒帯ムンジアル優勝です。

 

目標達成のためには、テクニックを仕入れる必要があるかと思いますが、どんなルートで仕入れていますか?
– AOJでの練習、試合動画、教則動画などからです。

 

短期間で上達するコツはありますか?
– マットの上にいる時間以外でも柔術の勉強をすることです。今はSNSや動画配信サイトでいくらでも柔術の試合動画や教則動画を観ることができるので、身体を休めている時でも頭の中で練習することが大切だと考えています。

 

得意になりたいテクニック動画を探すときはどのように探しますか?
– そのテクニックを使う選手のSNSや教則動画を観ます。

 

地方柔術に関して何か印象はありますか?
– 東京の大会まで遠征してきている選手は強い方が多い印象があります。

 

地方の柔術家は東京などの人口が多い場所でテクニックの共有することができませんが、何かアドバイスはありますか?
– 今はSNSが発達しているので、そこでテクニックを共有したり、動画を利用してテクニックの勉強をすると良いと思います。自分たちも日本にいる時は、オンラインでAOJのクラスを観たり、チームメイトの練習や試合を動画で観たりしています。また今回のセミナーのような技術共有、技術交流できる機会を是非利用してください!

 

ありがとうございました!丹羽兄弟のように海外で武者修行している人は少ないですし、黒帯世界王者たちとトレーニングをやってきた経験を是非セミナーで学べることを楽しみにしています。是非みなさん参加しましょう!

 

オレンジ帯時代の丹羽兄弟。小さい時からワールドプロで活躍するなど注目を集めていました。

 

丹羽兄弟柔術セミナー
〜世界最先端柔術セミナー〜

【講師プロフィール】
丹羽兄弟
怜音と飛龍の丹羽兄弟は、神奈川県横浜市で育ち、怜音が8歳、飛龍が7歳の時に、アクシス柔術アカデミー横浜支部にて柔術を始める。幼い頃から積極的に試合に出場し、全日本選手権優勝をはじめ、数々の大会で好成績を残す。2014年には、アブダビワールドプロ世界大会にて、兄弟2人で優勝をする。アダルトカテゴリーになると、世界トップレベルの大会でも活躍し、2019年には、世界大会の次にレベルの高い大会と言われてる、パンアメリカン柔術選手権で優勝を成し遂げる。現在は、世界大会優勝を目標に、カリフォルニア州コスタメサのArt of Jiu Jitsu Academyにてトレーニングに励んでいる。

【日時】
7月9日(土) 9:00〜12:00

【定員】
18名

【料金】
ASK

【申し込み】

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