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ブラジリアン柔術は本当に安全か?

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北九州市小倉北区のブラジリアン柔術道場ボヘミアンズです。

 

昨日はタップをたくさんしましょうという話をしましたが、タップをしないと関節を怪我してしまったり、絞められて落ちてしまったりします。
「タップをしないと」と言いましたが、言い換えると相手が技を解いてくれないと怪我をしてしまうということです。
例えば、練習相手が帯が下の人の場合・・
その気になれば怪我をさせるなんていうのは本当に簡単なことです。

 

それでも、ブラジリアン柔術は安全であると胸を張って言えるのでしょうか?

 

ブラジリアン柔術の技は非常に強力です。
相手の腕を使いものにならなくさせたり、絞めで意識を失わせることが簡単に出来ます。
そんな危険なものであるからこそ、とても大切なことがあります。

 

それは練習相手との信頼関係です。
この人はタップをすれば離してくれる。ということが分かっているから一緒に練習をするのです。
つまり、信頼を得ることで初めて練習が成り立つのです。
相手がいなければ、スパーもドリルも試合も成り立つことがありません。
ブラジリアン柔術の安全性の高さは、お互いの信頼関係によって成り立っているものなのです。

 

信頼を得るために1番大切なことは、思いやりの気持ちを持つことだと考えています。
それさえあれば、相手が怪我をしそうな危ないポジションの場合は止まることができます。
もちろん、最初は危険なポジションかどうかという事が分からないので、色帯の人が教えてくれます。

 

ボヘミアンズには細かなルールはありません。
挨拶や礼などは個人に任せていますし、迷惑行為さえしなければ、基本なんでもOKです。
しかし、ボヘミアンズの皆さんは本当に思いやりを持った方ばかりです。
ここの道場で怪我をする確率というのはかなり低いだろうと思います。

 

こうして出来た信頼関係はかけがえのないモノだと思います。
大人になってからもこれほどの信頼のおける仲間ができるということはブラジリアン柔術の良いところでもあります。
また、明日からも相手への思いやりを忘れずに練習を積んでいきたいですね^^