北九州市小倉北区のブラジリアン柔術道場ボヘミアンズです。
「すぐにやられてしまうのですが、どうすればいいのですか?」
これは初心者の方から、最も多くいただく質問です。
この質問に答える前に、少しスパーリングの内容を思い出してみていただきたいと思います。
やられてしまうということは、パスガードされるなどして抑え込まれ、何も出来ずに極められる…といった状態でしょうか。
何かしら抵抗はしようとしているけれど、うまく効果が出ていないのでしょう。
では、どんな抵抗をした時に、どのように相手に対処され、パスガードをされましたか?
おそらく、スパーリングの内容を細かく思い出すことが出来なかったのではないかと思います。
今はまだ無我夢中で、自分のやりたいことを考えているうちに技を仕掛けられてしまっているのではないでしょうか?
もしかしたら、技を掛けられる瞬間には目をつぶってしまっていることもあるかもしれません。
実は、何をやられてるか分からないという状況は対策を立てることが出来ないため、避けなければなりません。
例えば、風邪で病院に行く時も、喉の痛み・発熱・腹痛などの確認があり、どの種類の風邪なのかを特定し、薬が処方されると思います。
つまり、原因が分からないと対策を立てることが出来ないのです。
何をしている時にどんな対処をされているのか?を後で思い出せるように、やられながらでも構いませんので、相手の動きをよく観察していただければと思います。
そうすることで、さらに具体的な質問をすることが出来るため、対策を立てることができます。
やられているという状況は全く問題ではありません。
むしろ一歩前進するチャンスなので、次回からは、よく観察してもらえればと思います^^